面接で緊張しない方法|ほぐし方・コツ・話が飛んだ際の対処法を解説

面接で緊張しない方法・コツ

「面接で緊張しすぎて話せない」「面接で緊張しない方法を知りたい」とお考えではないでしょうか。

本記事では累計1万人以上転職支援している私が、面接での緊張のほぐし方や緊張しないコツ、緊張しても転職成功する方法をわかりやすく解説します。「緊張しすぎて話せない」という人はぜひ参考にしてください。

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目次

【就職・転職】面接で緊張しない方法・コツは?

面接で成功するためには、事前に回答を準備することも大事ですが、その場で緊張せずに話せるということが非常に重要になってきます。

私が累計1万人以上の転職支援で見てきた中で、特に効果的だと考える緊張しないためのマインドセットとコツをご紹介します。具体的には以下の3つです。

  • 「審査されている」という発想を捨てる
  • 対等な立ち位置であることを意識する
  • 重く考えすぎず、俯瞰視点を持つ

それぞれ詳しく解説していきます。

1.「審査されている」という発想を捨てる

面接で緊張する最大の要因は、自分が面接官から「試されている」「審査されている」という発想を持っている点にあります。

この発想は、面接会場で靴を脱いだ瞬間、全て捨ててください。代わりに、「私がこの会社を審査している」というマインドに切り替えて面接に挑むと、非常に効果的です。元々上がりやすい人ほど、「うまく言えないと落ちる」という考え方を持っているため、この発想を取りやめることが大切です。

2.対等な立ち位置であることを意識する

今の転職市場は「売り手市場」です。企業側も、募集したい、困っているのが事実です。そして仕事を探しているあなた自身も困っています。

困っているのはお互い様なので、面接の場は対等な立ち位置だと思って臨んでください。お互いが審査をしている時間だと捉えるだけで、緊張してしまうマインドは一気に吹き飛ぶでしょう。

3.重く考えすぎず、俯瞰視点を持つ

自分の人生をかけた転職活動ではありますが、あんまり重たく考えすぎてしまうのは良くないと僕は思います。

今の緊張感も、数日後には忘れているだろうという「俯瞰視点」を持つことも大切です。

僕自身、特に緊張していた頃によく使っていた手としては、人生のハードな瞬間を思い出し、「面接なんて大したことない」と笑ってごまかすくらいの勢いで臨んでいました。このように考えると、マインドを切り替えやすくなります。

【就職・転職】面接で緊張して落ちる人・受かる人の違いは?

緊張していても内定を勝ち取れる人(受かる人)と、残念ながら落ちてしまう人には決定的な違いがあります。

緊張して面接に落ちる人の特徴:自分らしさが消えている

落ちる人は、完璧にやろうとしすぎるあまり、自分らしさが全て消えてしまいます。結果として、人間味は何一つ伝わらず、大体落ちてしまいます。

緊張しても面接に受かる人の特徴:人間味を伝える

一方で、受かる人は、緊張していても「人間味」が伝わるのが特徴です。

例えば、言葉が詰まってしまっても、その後で「すみません、緊張しすぎてしまいました」と笑って素直に言えるかどうか。これが決定的な違いです。

私自身、社長視点としても、転職エージェント時代の経験から言っても、自分らしさは絶対に出した方が良いと考えています。素直に緊張していることを認めることで、人間味が伝わり、好印象につながります。

面接で緊張してても受かる人の事例は?

緊張していても内定を勝ち取る人には共通する傾向があります。事例としては以下のようなパターンがあります。

1.目が真剣(本気)である

声は震え、手汗をかき、身体がガチガチに固まっていたとしても、「目がガチ」な人は、他のところで失敗しても受かる傾向にあります。

目から真剣さが伝わることで、あなたの本気度が面接官に伝わるからです。相手を「目で殺す」わけではありませんが、目が真剣であれば、熱意は間違いなく伝わります。

2.緊張で寝れなかったことを正直に伝える

数としてはかなり多い事例ですが、面接中に本人が「実はめっちゃ緊張してて昨日寝れなかったんです」と正直に言ってくれた結果、場の雰囲気が和み、面接に受かったケースが非常に多いです。

やはり、素直さが非常に大切だと私は思います。面接の冒頭で「今日面接よろしくお願いします。実は緊張して寝れませんでした」くらい言ってしまうのも、全然アリです。

面接官は求職者が緊張していることに気づく?

結論から申し上げますと、面接官はあなたが緊張していることに絶対に気づきます。即バレです。

面接官が緊張に気づく要素としては、声のトーン、目線、手の動きなどがあります。

ただし、ここで大前提として頭に入れておいてほしいことがあります。それは、「緊張している=マイナス」はほぼないということです。

むしろ、頑張って伝えようとしている姿勢は、僕が社長としても、転職エージェントとしても見てきても、加点要素になります。

緊張しているからといってマイナスには絶対にならず、むしろプラスになる可能性があると思って臨めば、だいぶ気が楽になるのではないでしょうか。

面接で緊張しないために面白い方法を試している人の事例

過去、転職支援をしてきた中で、本当に「面白いな」と感じた、独特な緊張しない方法を試していた方が4〜5人いました。

面白い面接で緊張しない方法1.スーツの裏地に家族の写真を貼る

ある男性は、スーツの裏地(見えない部分)に家族の写真を貼って面接に挑んでいました。これは彼にとって「心の御守り」的な役割を果たしていたそうです。この方は紹介した2社とも採用を勝ち取っていました。

面白い面接で緊張しない方法2.靴に「自信持て」と書いておく

面接会場が靴を脱ぐ場所だった際、靴を脱いだ瞬間、ご自身でマジックを使って靴のインソール部分に「自信持て」と書いていた方がいました。緊張するたびに足元で支えられているような気持ちになれたそうです。この方も無事内定を獲得しています。

面白い面接で緊張しない方法3.過去の失敗と比較する自己暗示

20代女性で、事務職への転職を目指していた方がいました。彼女は面接前に自分の過去の大きな失敗を3つほど用意しておき、「これよりマシだ」と自己暗示をかけていたそうです。

面接がちっぽけに見えるような工夫ですね。特に緊張する人には使える方法だと思います。

面白い面接で緊張しない方法4.妻からの応援メッセージ

40代の男性で、ご家族が後押ししてくれた転職活動をしていた方がいました。彼は出発前に奥様からの応援メッセージをもらい、ものすごくリフレッシュした状態で「絶対受かってやる」という強い気持ちで面接に臨み、採用を勝ち取っていました。

面白い面接で緊張しない方法5.落ちたら旅行に行く計画を立てる

面接に落ちた場合の楽しみとして、「この会社に落ちたら旅行に行こう」と事前に決めていた人もいました。これは、自分なりの「気持ちを楽にする裏技」だったのでしょう。

面接で緊張しすぎて話す内容が飛ぶ・頭が真っ白になって話せない場合はどう対処すべき?

もし面接の最中に緊張のあまり話す内容が飛んでしまったり、頭が真っ白になって話せない状態に陥ってしまった場合、最も良い対処法は素直に状況を伝えることです。

変にそこで嘘をついたり、わけのわからないことを言ったりするのは避けるべきです。

具体的には、面接官に対して以下のように伝えてみてください。

「すみません、今緊張してしまい、正直ちょっと今頭の中真っ白になってしまいました。ですが、それぐらい本気で御社に入りたいです」。

これを素直に伝えた後であれば、自分なりに再度回答を考えて伝えれば問題ありません。

また、面接の最後には、「この場では全て伝えきれなかったのが少し悔しいので、ぜひ引き続き選考を通して私を知っていただけたら嬉しいです」といった形で締めくくるのも有効です。

面接で緊張しないための、おまじないはある?

一般的に言われるような「手のひらに『人』を3回書いて食べる」といった形式張ったおまじないは、私が過去に転職支援をしてきた中で実践している人はいませんでした。

ただし、まったく「おまじない」的な要素がなかったわけではありません。おまじないではないですが、面接会場に入る前に「ちょっと気入りで背中を叩いてもらっていいですか?」と私に頼んできた人はいました。

形式的なおまじないよりも、何かしら自分のお守りや、気持ちのアンカーになるようなものを持っておくことは良いかもしれません。

面接で緊張しない人の特徴は?

そもそも面接でほとんど緊張しない人には、明確な特徴が一つあります。

それは、自分軸がある人です。

緊張しない人は、自分をどう見せるか(マイナス評価を避けること)よりも、自分が何を伝えたいかということに集中しているんです。

私自身の転職支援経験で見てきた中で、自分軸がある人は、そもそも企業を自分で選ぶことができていた傾向が強く、たとえマイナス評価につながる部分があったとしても、プラス評価の方が圧倒的に多いという特徴もありました。

また、緊張しない人のもう一つの大きな特徴として、とにかく準備量がえげつないという点も挙げられます。彼らは事前準備として、想定質問を20個以上は考えてくるのではないでしょうか。

要するに、自分軸があり、何を伝えたいかに集中し、徹底的に準備をする人が、緊張しない人の一択の特徴だと言えます。

緊張しすぎて話せない転職希望者の方はBRICSが面接同行サポート

静岡県東部特化転職エージェント

僕は過去ずっと転職エージェントとして、希望者の方の面接に同行していましたし、その都度、緊張しないコツや対処法を随時教えていました。

私たちBRICSは、静岡県内の地方で転職支援を行っているため、都内の転職会社のように紹介だけで丸投げということはほぼなく、可能な限り面接に同行します。

同行することで、希望者の方に「心強いな」と感じてもらえますし、採用になって入社の初日も見送るところまで一貫して支援させてもらっています。

どうしても緊張しすぎてやばい、という方は、ぜひ一度BRICSにご相談ください。面接同行を含めた徹底的なサポートで、あなたの転職活動を支えます。公式LINEに登録してください。

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面接に緊張しすぎて、吐きそう・死にそうな人にアドバイス

今、面接を前に緊張しすぎて「吐きそう」「死にそう」と感じている方もいるかもしれません。

まず、大前提として繰り返しますが、「緊張=マイナス」には絶対になりません。緊張していることは、頑張って伝えようとしている姿勢として、私自身が社長としても転職エージェントとしても見てきても、加点要素になるのです。この緊張感を味方や武器に変えるためのマインドセットとセリフを準備しましょう。

1.素直な気持ちと熱意を伝えるセリフを準備する

「すみません、今日は緊張してしまって。それでも御社に本気で貼りたいです(入社したいです)」というセリフを頭の片隅に準備しておいてください。

2.未来への意欲を見せる

「この瞬間ですら、きっと自分の成長になると思ってきました」といった、前向きな姿勢を伝えるのも有効です。

3.本音を伝えることに集中する

緊張しないためのコツは「本音+準備」だと思いますが、もし準備が苦手だと感じても、本音の部分を忘れないようにしてください。

自分の良さを見せることではなく、伝えたいことに集中する。緊張していても、「この人と一緒に働きたい」と思わせたら、あなたの勝ちです。そう思えれば、気持ちはだいぶ楽になるはずです。

もし、今本当に緊張がピークでどうしようもないと感じているなら、私たちBRICSにご相談ください。弊社は地方の転職支援として、面接同行もしています。そこに頼ってもらえれば、安心して面接に臨めるはずです。相談希望の方は公式LINEを追加してください。

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【就職・転職】面接で緊張しない方法:まとめ

今回は面接で緊張しない方法について解説しました。私がお伝えしたかった最も大切なことは、「緊張=マイナス」には絶対にならないということです。むしろ、頑張って伝えようとしているその真剣な姿勢は、面接官にとって加点要素となります。

緊張しすぎて頭が真っ白になったら、素直に面接官に伝えましょう。「すみません、今頭が真っ白になってしまいました。ですが、それぐらい本気で御社に入りたいんです」と伝えることが、最善の対処法です。

どうしても緊張しすぎて不安だという方は、ぜひ私たちBRICSにご相談ください。面接を同行し、あなたの転職活動を徹底サポートします。ぜひ公式LINEにご相談ください。

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この記事を書いた人

清水 英治のアバター 清水 英治 株式会社BRICS代表取締役

高校卒業後、バックパッカーとして48カ国を旅した後、大手自動車プレス金型メーカーに入社し製造業の現場経験をする。2008年に退職後、国家公務員として6年間勤務。製造現場の課題に正面から向き合うべく、株式会社BRICSを設立。ロボット導入支援、加工、設備工事、人材紹介、ソフトウェア開発など、製造業の困りごとを“現場目線”で解決する事業を幅広く展開している。

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