転職面接の自己紹介の仕方|即採用に繋がる回答例文や実績がない人の答え方を解説

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転職の面接時に必ず聞かれる自己紹介について徹底解説。累計1万人以上転職支援している転職支援のプロが自己紹介で言うべきこと・回答例・適切な時間などをご紹介。

未経験で不安・実績がない・中途採用面接で自己紹介で失敗したくないという人はぜひ参考にしてください。

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目次

転職の面接の自己紹介は大事?何割ぐらい占めている?

面接の合否において、自己紹介は非常に大事です。面接の7割ぐらいを占めているといっても過言ではありません。

ここで良い印象をビシッと決めることで、その後の面接を自分のペースに持っていくことができるからです。自己紹介でふわっとした内容を伝えてしまうと、面接官にボールを渡してしまい、相手のペースで面接が進むことになります。

また、「採用される」という受け身の姿勢ではなく、「自分で選びに行く」というマインドを持つことが大切であり、このマインドで臨むことで自信がつき、結果として良い印象につながります。

転職の面接の自己紹介は何を言うべき?

自己紹介は、未来に対するプレゼンをする前段階として、「まず自分は何者か」を明確に伝えるべきです。単に「前職では〇〇で…」と話し始めるのは、「思考整理できてない」「何も準備していない」という印象を与えてしまいます。

中途採用面接の自己紹介で絶対言うべきこと

最低限、面接の自己紹介に含めるべき必須要素は以下の4つです。

  • 名前
  • 経験してきた業界・年数
  • 取り組んできた内容
  • 大切にしてきたもの(例:人との信頼関係の構築)

これらの要素を明確にして、「今日は面接に挑みます」という印象を与える部分をストレートに伝えるべきです。また、パッション(情熱)を込めて、噛まずにスマートに終えることが重要です。

転職面接の自己紹介のベストな長さは何分?1分・2分は長い?

ベストな長さは15秒です。15秒でビシッと決めるのが理想的です。

1分や2分といった長さは長いです。長すぎる自己紹介は、かえってテンプレートのような印象を与えかねません。

短くサクッと自分の伝えたいところを絞り、次の質問を引き出すために面接官にボールを渡す(「この人なんかすごいな、勢いがすごいな」という印象を与える)のが目的です。

面接の自己紹介と自己PRの違いは?

自己紹介はあくまで過去の自分(何をしてきたか、何を大切にしてきたか)を伝えるパートであり、自己PR要素は入れない方が良いです。

自己PRは、面接の最後に「言い残したことやPRしたいことはありますか?」と聞かれるタイミングのために取っておくべきです。

面接で実績がない人の自己紹介は?

実績がない場合や未経験の業界に挑戦する場合でも、自己紹介の基本的な文章構成(過去何をしてきたか)を変える必要は特にありません。実績がないのに嘘をつくと入社後にバレる可能性があるため、嘘はつかないようにしましょう。

実績がない場合は、過去の経歴を正直に伝えつつ、自分の「売り」や未来への覚悟を伝えるべきです。

実績がない人の自己紹介例文

「未経験ではございますが、圧倒的な行動量で挑戦させていただきます」

「圧倒的な行動量が売りなので、必ず結果を残します」

ネガティブな伝え方ではなく、前向き・ポジティブに伝えることが重要です。

在職中と離職中で自己紹介の内容は変える?

自己紹介の内容は変えなくて良いです。

在職中の人には「なぜ転職活動をしているのか」、離職中の人には「なぜ辞めたのか」という質問が飛んできますが、その回答(転職理由や辞めた理由)は本質的に一緒になるため、自己紹介の内容を変える必要性はないです。

転職回数の多い人の面接の自己紹介

転職回数が多いのは実態として事実ですが、多責やマイナス思考(人間関係、給料、環境への不満など)につながるNGワードは絶対に言ってはいけません。とにかく前向きな動機を語るべきです。

自己紹介で過去の経歴をざっくり話す際に、転職回数について面接官が疑問を持つであろうと想定し、以下のようなポジティブな姿勢を示すと良いでしょう。

転職回数の多い人の自己紹介の具体例

業界や職種がバラバラに見えているかもしれませんが、一応全てにはポジティブな要素な理由があっての転職回数になります。そこら辺は後ほど聞いていただければと思います。

過去にマイナス要素のある辞め方があったとしても、それをどうプラスに持っていけるかが勝負になります。

希望職種によって自己紹介の内容を変える?

自己紹介のそもそもの基準となる部分の変更は必要ないです。

ただし、同じ内容を話す場合であっても、新しい職種に対する伝え方を変える必要があります。

事務職から営業職に転職する場合の例文

過去3年間事務職を経験し、営業職を希望する場合

初めまして清水と言います。3年間、事務職としてその数字管理や資料の作成に携わってきました。今度売上を作る側に挑戦したくて営業職を志望しております。未経験ではございますが、僕の圧倒的な行動量にて必ず成果を残して見せたいと思います。よろしくお願いします。

事務職から事務職に転職する場合の例文

過去3年間事務職を経験し、再度事務職を希望する場合

初めまして清水と言います。3年間事務として業務効率化や資料作成に携わってきました。より広い環境であの事務の枠を超えて仕組み作りに貢献したいと思い、今回志望させていただいております。よろしくお願いします。

【転職面接】事務職→未経験の営業職の自己紹介で意識するポイント

未経験者からの応募となるため、自分の「売り」(例えば行動量)をPRします。また、過去の経歴(数字管理)を絡めつつ、「売上を作る側に挑戦したい」という覚悟と意欲を伝えることがポイントです。

新しい職種に挑戦する場合(例:事務職から営業職)は、過去の経歴(例:数字管理)を基盤として提示しつつ、未来の話を多めに、新しい職種に挑戦したいという覚悟や意欲を絡めて伝え方を変えることが重要です。

【転職面接】事務職→事務職の自己紹介で意識するポイント

過去の経験を戦力として生かせることを前提としつつ、単なる転職ではなく、ステップアップを図っている姿勢を示します。業務効率化や仕組みづくりといった、事務の枠を超えた貢献意欲を強調することが積極的で良い印象を与えます。

事務職であっても、業務効率化や仕組みづくりは「見えないお金の削減」に貢献できるため、その部分をPRすると効果的です。

趣味・性格は面接の自己紹介に入れるべき?

趣味や性格を自己紹介に入れることはダメではありませんが、基本的には入れなくても良いでしょう。

これらの要素は、面接の最後のPR部分や「言い残したことはないか」と聞かれた際に取っておき、面接官とのフランクな雰囲気作りに活用するのが有効です。

強みや弱みは面接の自己紹介に入れるべき?

強みや弱みは自己紹介の中では言わなくていいでしょう。

また、「強みはコミュニケーション能力、弱みは完璧主義者です」といった定型的なテンプレート系は避けるべきです。

面接で落ちる自己紹介の例

私が過去に面接した中で、一番悪かった自己紹介の例としては、「履歴書に書いてあります」と発言する転職希望者がいました。

これは面接官に非常に悪い印象を与えてしまいます。

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まとめ

今回は、転職面接を控えている方向けに、受かる自己紹介の長さ・自己紹介の構成・未経験職種に挑戦する際の自己紹介例などをお伝えしました。

自己紹介は、ビシッと決めることで、その後の面接を自分のペースに持っていくことができる非常に重要なパートです。本記事の内容をもとに、自分の魅力を最大限引き出せる自己紹介を作ってみてください。

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この記事を書いた人

清水 英治のアバター 清水 英治 株式会社BRICS代表取締役

高校卒業後、バックパッカーとして48カ国を旅した後、大手自動車プレス金型メーカーに入社し製造業の現場経験をする。2008年に退職後、国家公務員として6年間勤務。製造現場の課題に正面から向き合うべく、株式会社BRICSを設立。ロボット導入支援、加工、設備工事、人材紹介、ソフトウェア開発など、製造業の困りごとを“現場目線”で解決する事業を幅広く展開している。

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