気をつけて!身近な危険生物
外出自粛要請がある中、家にひきこもりがちで溜まったストレス発散のため、アウトドアに出かける機会もあると思います。
野生には人間にとって害のある生物がいますので、ご参考までにいくつか紹介します。
■チャドクガ
北海道以外の全地域に生息しているガの一種。
毒を持った毛で覆われているのが特徴です。
直接触らなくても、抜けた毛に触れても毒がありますので、チャドクガの風下にいるだけで、かぶれてしまうことがあります。
成虫にも毒があるため、基本的に毛で覆われた虫は触らないように。
■蚊
ヤブカは2500種類の種類がおり、その中でも日本で注意すべきなのが、黒い体に白いシマの入った「ヒトスジシマカ」と、薄い茶色の「アカイエカ」です。
ヒトスジシマカはテング熱、ジカ熱の媒体となります。
アカイエカはフィラリアなどの寄生虫の媒体になります。人間だけでなく動物からも吸血するため、完全室内飼いのペットには常にフィラリアの危険性があります。
■ヤマトダニ
日本全土に生息するダニで、主に野山に生息しています。
ダニは血を吸うだけでなく細菌やウイルスの媒体になっていることもあります。
更に厄介なことに、身体に付着したダニを無理やり取ろうとすると口のトゲが体内に残ってしまう場合があります。
特に犬を連れてキャンプなどをしてダニがついてしまった場合は、病院で処置を受けてもらうべきです。
■ニホンマムシ
頭が三角形のヘビです。
臆病な性格ですが踏んでしまったり驚かしたりすると噛まれる可能性があります。
噛まれると激しい痛みと出血があり、発熱やめまいなどの症状が現れる。
毎年3000人以上の人が被害にあい、そのうち10名ほどは死亡に至っています。
公開日:2020年4月13日
カテゴリー:TOPICS