行き過ぎは足りないのと同じ

孔子はその訓えの中で、「人としてどうあるべきか」ということを語っています。
その中には「徳の心」「仁の心」というように、人として持つべき心を説いています。
そしてそこまでは、「中庸の心」も訓えています。

「中庸(ちゅうよう)」とは、「偏ることなく、過ぎることなく、及ばぬこともなく、常に変わらないこと」を定義としています。

何事も極端を避け、理性的にバランスがとれた状態が「中庸」という生き方です。

たとえそれが良いことであっても、例外ではありません。

体に良いからと言って、毎日同じものばかりを食べ続けることは、逆に体によくないでしょう。
野球を上達するのに、素振りだけ毎日やったとしても、良い野球選手にはならないでしょう。

 

時事ネタですが「買い占め」も、過ぎたる例ですね。
必要以上にトイレットペーパーを買い占めることは、「徳の心」が足りていませんね。

カテゴリー:TOPICS
BRICS facebookページ BRICS twitter BRICS Instagram
↓