
アルバイトが定着しない理由はたった2つ
コンビニ、スーパー、飲食店など私たちが便利に生活できている背景にはアルバイトの存在が必要不可欠です。
多くの業種・店舗でアルバイトの募集が常にかかっている中で、アルバイトが定着する店舗と定着しない店舗の違いはたった2つです。
①人手不足
主にシフト制の現場で生じやすい問題です。
前後のシフト担当者が休んでしまったり不足しているため、1人あたりの労働時間が増えて「好きな時間に働く」といった本来の希望から外れてしまい、離職に繋がります。
最近ではコンビニのバイトが不足しており店長の長時間労働などが社会問題にもなっています。
問題を解決するにはシフト制をやめるか、従業員数を増やすしか手はありません。
従業員数を増やすとなれば社会的に人手不足の今では、高いアルバイト単価を出すか充実した福利厚生を用意するといった改善が必要となります。
②労働条件のミスマッチ
面接を10分前後で終わらせてしまう現場で生じやすい問題です。
人手不足なので応募者を1人でも多く確保したいという思いから、面接して即採用とする店舗も少なくありません。
しかし業務の説明不足や労働者の理解不足などによって、入社後に「思っていた条件と違う」と離職してしまいます。
そうなれば再度募集をかけるコストも当然ながら、教育にあてた時間もすべて無駄になってしまいます。
どんなに忙しくても面接はしっかり行うべきです。
契約の内容(就業場所、業務内容、就業時間、休憩時間、賃金の締め日と支払日)はしっかりと説明することが採用コストの削減に繋がりますので、目先の利益ばかり追わず長期的な目で応募者と向き合いましょう。
公開日:2019年7月23日