
お札をコピーすると警報が鳴ります。お金のトリビア
「一万円札を100枚コピーすれば100万円」と頭によぎったことはありませんか?楽にお金稼げれば嬉しいですよね。
でもこれ、本当にやってしまうと『通貨偽造罪』という重罪にあたり、『無期または3年以上の懲役』という厳罰が待っています。
コンビニ、オフィス、家庭のプリンター・コピー機まで、コピー機能をもった装置にはすべてニセ札防止機能がついています。
もしあたながコピーを取ってしまうと、コピー機から警報が鳴り警察がすぐに駆け付ける仕組みになっています。
犯罪は当然ダメですが、お金に関するトリビアをいくつか紹介します。
■1円玉を作るのは赤字
1円玉には1円の価値しかありませんが、1枚あたりの原価は1.6円~2.0円ほどかかるのです。
ちなみに千円札は1枚15円、五千円札は20円、一万円札は21円程度のコストです。
■5円玉の穴は節約のため
戦後インフレで材料費が高騰したため、節約のために5円玉に穴をあけるようになりました。
ちなみに50円玉は昔は100円玉と同じ大きさだったので、差別化のために穴をあけました。
今では更に分かりやすく、100円玉より一回り小さくなっています。
■昭和43年の1円玉は存在しない
昭和30年代に1円玉が不足し、昭和40年前後に大量生産したところ余り過ぎという事態が起きました。
そのため昭和43年は1円玉の生産を完全ストップしたため存在しないのです。
■高価のオモテは模様が描いてある方
100円玉なら「100」と年号が書いてある面がウラなのです。
オモテは草の模様が描いてある方。
■五千円札は顔が光る
ニセ札防止に特殊インキが使われており、紫外線を当てると顔が光ります。
■自動販売機の下にお金が落ちている確率は10%
10台に1台の確率でお金が落ちているそうです。
ちなみに、日本全国の自動販売機の下を探せばなんと総額4億円ほどのお金が落ちている計算になるそうです!
■昔はお札に「こんにゃく」を混ぜていた
明治時代、紙幣の強度を出すために「こんにゃく粉」を混ぜてお札を作っていました。
そのためにネズミがお札を食べる事件があったそうです。