
緊張しないコツ8選
スピーチ中に噛んでしまって恥ずかしい思いをした…。
早口でよく聞きなおされてしまう…。あがり症で声が小さくなってしまう…。
なぜ人は「あがる」のでしょうか。実はすでに解明されています。
それは人のもつ3つの感情『自己好感(好意を持ってもらいたい)』、『重要感(認められたい)』、『自己有能感(評価されたい)』のせいです。
この3つが過剰に働くせいで緊張してしまうので、逆にこの感情たちを抑えられれば人前であがることは無くなるでしょう。
ポイントをいくつかご紹介します。
■「緊張してる」と公言する
緊張は隠せば隠すほど悪化します。人前に出る際は「実は今とっても緊張しています(笑)」と公言することで場も和み、とても緊張がほぐれますよ。
■おおげさにゆっくり話す
緊張すると自然と早口になります。おおげさにゆっくり話すことで「ちょうどよい」スピードになることが殆どです。遅すぎるんじゃないか?と思っても大丈夫、ゆっくり話してみてください。
■特定の一人に向けて話す
大勢の前に立つ場合は特定の一人に向けて話す”つもり”でいれば意外と緊張しません。目が合った時は気まずいので見つめすぎないように!
■最初だけでも大きい声を出す
第一声だけで良いので大きい声を出してみましょう。人は大きな声を出すほど心も大きくなるといわれています。それに釣られて表情や態度も堂々としたものになりますよ。
■自分ではなく聴衆のことを考える
あがってしまう要因は無意識下での「自意識過剰」です。自分を良く見せようとすることが緊張のはじまりですので、『自分はどうなってもいいから皆の役に立つ』という気持ちに切り替えられれば、それはあなたにとって素晴らしい強みになります。
■台本は作らず要点だけを抑える
あがり症の人は完ぺき主義であることが多いです。そのため台本を全部暗記しようとして本番で頭が真っ白、何もできなくなってしまいます。大事な要点だけを抑えておけば残りはアドリブでも伝えたいことは伝わります。要点をカンペしても良いと思いますよ。
■練習はしておく
練習はとても大切です。事前にスピーチを行う場所に行ったり、自分が使うマイクを触ってみたり、できることを一つでも多くやっておけば不安の種は小さくなります。
■緊張したら姿勢を変える
色々と準備したけど頭が真っ白になった…そんなときは「姿勢だけ」でも変えましょう。特に背筋を伸ばすと「自己肯定感」が高まりますので、自然とポジティブになります。
コミュニケーションが苦手だから工場で黙々と作業をするのが好きな人もいるでしょう。
しかし、仕事が評価されて昇進した際には他部署との連携や顧客との打ち合わせなど、回避できないコミュニケーションの機会はやってきます。
そんな時にこれらの方法を思い出して実践してみてください。