1年が“あっという間”に感じるワケ

「1年はあっという間だなぁ」と思うことがありませんか?
これは『ジャネーの法則』というもので説明でき、“年をとるほど時間を早く感じる”のです。

大人になると1年が早く感じるのは今も昔も変わらず、このジャネーの法則は19世紀に提唱されています。

理屈としては50歳の人間にとって1年は人生の50分の1ですが、5歳の人間にとっては人生の5分の1に相当します。
よって、50歳と5歳の1年間では10倍もの違いが生じるわけです。

 

また違った見方もあります。

5歳(子ども全般)では毎日新しい出来事や発見の繰り返しで刺激がとても多いです。
脳は未経験などの「刺激」を強く記憶する性質があるため、記憶することが多い=長く感じるのです。

50歳(大人全般)では毎日同じことの繰り返しが殆どです。何か新しいことが起きても経験則からすぐに順応できてしまうため、刺激が少ないのです。
このため記憶することが少ない=短く感じます。

 

ただし、大人になっても刺激の多い時期はあります。
それは「新しい会社に入る」「新しい部署に異動」「新しい仕事を始める」時です。
覚えることがたくさんあり、脳も刺激が多くフル稼働しているため、集中力が途切れミスが生じ、上手く行かない時期でもあります。

仕事も慣れですが、集中することも慣れです。
刺激の少ない毎日を受入れて人生を送るよりは、常に新しいことを自分から見つけ、人生の貴重な時間を大切にしましょう。

カテゴリー:TOPICS
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