二日酔いで運転はゼッタイだめ

二日酔いの時に車を運転すると飲酒運転もしくは酒気帯び運転で罰せられる可能性があります。

「しっかり寝たし大丈夫」「気持ち悪いけど我慢できる」といった過信が取り返しのつかない結果に繋がります。

 

お酒が“残る”仕組みとしては、アルコールが体内に入ると胃や小腸から血管を通じて肝臓に運ばれます。
アルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒトという物質が発生します。このアセトアルデヒトは非常に毒性が高い成分です。
その毒を酵素で分解し、酢酸・水・二酸化炭素に分け、尿として排出されます。
お酒を飲むとトイレが近くなるのは酵素の働きなのです。

酵素の働きが追い付かないと、分解されていないアセトアルデヒドが体内に残っているため、二日酔いの症状を引き起こします。毒なので頭痛、吐き気、めまいなどがするのは当然ですね。

 

最初に申し上げましたが二日酔いの状態は酒気帯び運転とほぼイコールです。
罰則は呼気中のアルコール量によって変わります。

・0.15mg未満 罰則・原点なし
・0.15mg以上0.25mg未満 違反点数13点(酒気帯び)
・0.25mg以上 違反点数25点(酒酔い)

0.15mg未満だと罰則はありませんが、事故を起こしやすい状態なので「運転しない」という意識が重要です。
酒気帯び運転では90日間の免停です。
最も重い酒酔い(飲酒)運転には免許取り消し処分が待っています。2年間は免許が取れなくなります。

※0.25mg以上(酒酔い)で自転車を運転すると刑事罰または罰金の対象となります。

 

免停や免許取り消しだけで済めば自己責任ですが、他人を傷つけてしまったり物を壊してしまえば自己責任の一言ではすみません。
飲酒運転で事故を起こすと任意保険の保険料は支払われません。

更に所属している会社内でも罰則はあるでしょう。

自分も他人も不幸にしないためにも、二日酔いでの運転は絶対に控えましょう。

 

二日酔い対策は「酵素」の働きを活発にすればよいので《水を飲む》ことが最も効果的です。
理想はお酒を飲みながらチェイサーとして水を飲むことですが、就寝前に沢山飲んでも効果は出ます。
新年会シーズンですので実践してみてくださいね。

カテゴリー:TOPICS
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