
号外 2021年10月9日
お疲れ様です、株式会社BRICSの清水です、久しぶりに書いてみようと思います。
良いこと書かなきゃって思ってた部分と、
自分が書くことで誰かに影響を与えなきゃ。
という変な気負いがあったんだと思う。
そもそも、なんで『今日のことば』を書き始めたのか。
仕事、とくに営業職に対する印象を変えたい。
っていう想いから書き始めたものだったかもしれないと気づいた今日の頃。
営業をマーケティングする。これが、自身が『今日のことば』を始めた大きな理由。
現状、”営業職”というものは、あまりポジティブなイメージを持たれていないもしくは、理解されていないケースが多く感じる。(もちろん、他の職種でも同様のケースはあるけど…)
なので、今日はちょっとストレートな表現で書いてみます!
先日、某大学で授業(講義をさせて頂きました)に参加をした際に、営業を志して欲しいという話をしたその後で、学生から出てきたのは、
「新規事業をやりたいし、そっちの方がかっこいいなと思うから、自由だから、大変そうな営業をやりたいと思わない。」
….言葉をなくしました!しかも講義中に!
そんなことを言われた。
いやいや、大変そうってなんだ?大変じゃない仕事なんてないぞ?
(世の中を甘く見るなとは言ってません、その場では)
そもそも、大変そうとかっこいいって比較になってるか?
みたいな…
正直、悔しい気持ちでいっぱいな訳ですよ。
こっちはプライド持ってやってる。
営業という仕事に誇りを持ってやっている。
きっと、周りにいる営業の人のイメージが憧れるようなもんではないんだろう。
一方で、新規事業とか商品企画ってなんでそんな憧れられるのか?
もちろん、新規事業を立ち上げること、商品を新たに生み出すことは大変なことだし、
世の中に新たな価値を生み出すことは素晴らしいこと。
それを否定するつもりは全くないし、営業の方がすごい!と伝えたい訳ではない。
ただ、営業が何をやっているのかきちんと理解してますか?
って話な訳です…
企業毎に様々だと思うが、営業が花形ではないところもある。
でも、企画部門が作った商品・サービスを、顧客に届けているのは誰か?
自分達の企業の価値を直接届け、最大化するために奔走しているのは誰か?
それを理解していただきたい。
我々営業がやっていることは、
自分たちが持つ商品・サービスの価値を、
相手(=顧客)に対して、
“これが必要だ!これがあれば助かる!”と思っていただけるように伝えること。
ただ自分達が儲けることだけを考えるのではなく、
お客様と一緒に儲ける方法を考える。
そのために、相手のことをとことん理解する。
自分のことを理解してもらう。
その繰り返しの中で、取引が拡大し、
お客様との信頼関係が増し、大きな仕事になっていく。
このプロセスが営業活動。
技術者の気持ちを理解せずに、新商品を理解せずに営業する、営業職に対する誇りと情熱がなければ、本来の営業ではありません。